人の心
現在、私は胸部・心臓外科病棟に勤めています。昨日こんなことがありました。私としてはちょっとビックリした事件?なのでブログに載せたいと思います。私と一緒に働いていたアシスタントナース(看護学生)にとっては、それはそれはショッキングな出来事!
私の受け持ちのあるお部屋のナースコールがなった。もちろん私のpagerにも。。。その時私はその部屋の隣でDRと一緒に別の患者さんに関わっていた。…….と次の瞬間、なんだか大声が?あわててナースコールがなった隣の部屋へ行ってみると、患者さんの奥さんが大声で「早くしなさい!もうトイレが間に合わないんだから、でちゃってるじゃない!!」ものすごい剣幕で私に言ってきた。ことの事態を一瞬理解できなかった私だが、すぐに分かった。なぜなら、患者さんがお尻を必死で押さえていたから。私は奥さんに向かって「あなたの後ろにある紙おむつを取ってちょうだい。」と次の瞬間、学生がbed panを持って現れた。
とりあえずあわててbed panを挿入しているその間中、奥さんは「早くしろ!急げ!」と私達の後ろからののしるように大声で騒いでいる。でも考えてみたら、この処理をするのは私達ナースなんだから、たとえ汚れても奥さんに何の助けも借りるわけではないじゃない!普通はありがたいってのが常識じゃないかな?
もちろん私はNUM(病棟師長)にも事実を伝えましたが、この件で看護学生はびびってしまったよ。介護の疲れ、心不全で寝たきりの夫の介護でつかれきっていたとは言え、あのけたたましい怒鳴り声は、日本人の私にはありえない。理解できない光景だった。奥さんがいなくなった後に、患者さんがこう言った。「あなた達に申し訳なかった。私のワイフが本当に申し訳ない」と………でも私にはそう言わざるおえない患者さんがとてもかわいそうに思えた。厄介もののように扱われているようで。きっと奥さんも人格が変っちゃうくらい介護疲れとストレスでいっぱいだったのかも知れない。
日本と違って海外では、本当にいろんな人達がいるので日本の常識を常識とは思えなくなってきている自分に気づく。。。。。

日本でも、ワーワー騒いでいる患者家族が目立ちます。。。
こないだ、実習に行ったときのことです。。。
私や、今回一緒に行ったグループの患者さまの家族ではなかったので、びびって見ていただけですが・・・。
家族の中に病人が居ることが精神的に参る原因なのかもしれませんね。。。
でも、私もアシスタントナースだったら・・・。ビビリます!
コメント by alimama — 2008/1/11 金曜日 @ 21:03:37
この国で働いていると、いろいろな人に出会いますね。やはり文化的な違うが大きいのかしら??と思うことが多い今日この頃。たとえば、イタリアンバックグラウンドの家族。父親の病気を受け入れられない、子供たちがDrやナースに何度も何度も同じことをしつこくしつこく言い立ててくる。受容できない家族たち、、。父親はいつも強くてしっかりして、家族の中心にいるべきもの、しかし、今はまるで赤ちゃん、、、、。それが、うけいれられず、これは父ではない、いったいどこが悪いなぜ直らない、、、ちゃんと直るようにしてくれるいつのか、、、などなど、ストロークで直らないんですけどね、、その現実が受け入れられなかったり、、、、なかなか厳しいものです。
コメント by sayuri — 2008/1/12 土曜日 @ 8:03:58
日本も最近は、結構うるさいですよ。
前は、感謝される方のほうが多かったように思いますが、最近は、「やってもらって当たり前」「お金(入院費)を払っているんだから、こうふうにやってほしかった。やるのが当たり前、やるべき。」などなど。病院のリスクカードには色々な苦情が書かれています。
本当に、医療者というよりもサービス業ですよ。いやはや。
コメント by 姉さん — 2008/1/13 日曜日 @ 1:34:39
*alimamaさん
どこも同じになってきたんですねー。
昔はよかったな!なんて….思いますけど。
時代の移り変わりは、きっと人の心も変えていくんでしょうか?
残念だなー@@
コメント by misia — 2008/1/13 日曜日 @ 7:42:53
*sayuriさん
ほんとにそう思います。海外で働くと言う事….日本の常識では
考えられないことを、受け入れなくてはいけないときもある。
しかもプライベート病院の患者さん達は、「高いお金払ってるんだから、
やってもらって当然よ!」って思ってるのよね。格差を感じるとき
ありませんか?でも、まあこれが本来の資本主義かも?
コメント by misia — 2008/1/13 日曜日 @ 7:47:44
*姉さん
ああーーどこも同じになってきてるのね。
医療従事者は、所詮サービス業ですね。
だからみんな長続きしないんだわ。過酷な仕事よね。
どうやって自分の心をコントロールするか、これもまた
大切なことなんですけどね。
********
ところで、もうすぐですね。日本脱出。。。
準備は進んでますか?
コメント by misia — 2008/1/13 日曜日 @ 7:52:25
misiaさま
ご無沙汰しております。
遅ればせながら、今年も宜しくお願いいたします。
医療の、と言う場に関係なく、また国に関係なく、人の関係が全てにおいて、ギスギスしてしまったなと感じることが多いこの頃です。
ほんのちょっと、お互い譲ったり、待ったりすれば、とても気持ちよく事が上手く運ぶのに、一言ありがとうと伝えれば痞えも取れるのに、と・・・
文中の介護中の奥さん、誰にもありがとう、お疲れ様と言ってもらってないんでしょう。気の毒です。
misiaさんはじめ、多くの看護師の皆様、いつもありがとうございます。
また、ハードなお仕事、お疲れ様です。
コメント by あっちゃん — 2008/1/14 月曜日 @ 20:59:34
*あっちゃんさん
こんにちは。今年もよろしくお願い致します。
本当にそうなんですよね。
ほんの少し、相手を思いやる気持ちがあれば
争い事は起こらなかったりするのですが、
心のゆとりって大切だと感じています。
子育てにしても、こちらにゆとりがなければ
子供を待つことができませんものね。
私も改めて考えさせられました。
コメント by misia — 2008/1/15 火曜日 @ 16:31:22
言葉は悪いですが、介護って終わりが見えないトンネルにはいってしまったような気分に陥ってしまう時があるんじゃないかと思います。患者さんへの愛情はあるけど、自分の心身の疲れと、妻だからやらなきゃ、やって当たり前!とか、金銭的なこととか、いろんなことで神経過敏になってるんでしょうね。
今、私が仕事してるとこは、家族がちっとも来ない患者さんが多くてびっくりします。入院させたら入れっぱなし、荷物をタクシーの運転手さんに預けて来ない、同意書が必要な検査・事態になって電話しても来ない、検査結果も病状説明も聞く必要ないとかね。かと思えば、入れ替わり立ち代り交代で家族がきて甲斐甲斐しく世話をされるところもあります。いろんな事情が見え隠れしますね、病院って。
コメント by marin — 2008/1/18 金曜日 @ 18:53:25
*marinさん
本当に、家族のあり方ってのが見えちゃいますよね。
でも、家族って、やっぱり社会の最小単位なんですよね。
ここが助け合えなかったら、どうやって他人を救うことを
学ぶのでしょうか?
子供達にも、家族の大切さ、ありがたさ、助け合うことの素晴らしさ
教えていきたいんだけどねー。難しい。。。。
コメント by misia — 2008/1/18 金曜日 @ 20:10:05
勘違い看護師が多くてビックリ。
>本当に、医療者というよりもサービス業ですよ。いやはや。
当たり前じゃないですか、元来医療者は感謝されるものなんですか?
無料で提供されるものなら、感謝しますが。
高いお金出して患者に感謝しろというのですか?
たかが、看護師、何様のつもりですか?
このHPのファンでしたが、もうやめます。
コメント by 某大学院在学中 — 2008/3/17 月曜日 @ 16:52:19
*某大学院在学中さん
医療従事者はサービス業の一つだと私は思います。
しかし、医療従事者である前に、私達は女性、または男性であり、
そして私達はHuman、人間なのです。
有難うと思う心、感謝の気持ちを伝え合うことなどは、
人間として当然あるべき姿だと私は思います。
無料で提供されていることだけしか感謝に値しないのでしょうか?
私はそうは思いません。
相手を思いやる心、相手を理解しようとする心、有難うと感謝する気持ち、などなど人間としてとても大切なことだと思います。
看護学生さんに対しての暴言は、たとえ患者さんの奥さんであっても、人間として、あってはならない事だったと私は思います。医療従事者はどんなことでも我慢しなくてはいけない。。。と言うことはないと思います。
言葉の暴力は、人間として許しがたい行動です。
コメント by misia — 2008/3/18 火曜日 @ 8:15:16